トレンドマイクロ、「サイバー攻撃」の診断結果を発表

 トレンドマイクロは2012年3月2日、企業のセキュリティ対策を無料診断する Web サイト「セキュリティアセスメントツール」の第2弾「クラウド」を公開した。

 「セキュリティアセスメントツール」第2弾「クラウド」では、「クラウドサービス導入にあたって移行すべきシステム、移行すべきでないシステムを明確にできている」「クラウドに保存されるデータの暗号化を行っている」などの設問に回答することで、クラウドへの移行を検討中の企業や、クラウドに移行済みの企業が、自社のセキュリティ状況を理解し、クラウドを利用する際のセキュリティ指針を明確にできる。

 また、第1弾として公開した「サイバー攻撃」の診断結果を発表した。

 1月20日から2月19日に行った第1弾「サイバー攻撃」の診断結果では、「重要度の高い情報は端末に保存することができないようになっている」が最も浸透度が低く、全体の約8割が対策をとっていないことがわかった。

 また、「公開システムは公開前に脆弱性診断などのセキュリティチェックを行っている」企業は全体で5割以下。規模別では、2,500人以上の大企業で59.6%、99人以下では38.6%にとどまり、多くの企業が、脆弱性によるセキュリティリスクを最小限にとどめる施策を十分に行っていないことが明らかになった。

 さらに、「セキュリティポリシーが存在し、従業員に共有されかつ理解度を定期的に確認する機会がある」は全体で56.2%、役職別では「本部長・部長クラス」70.7%と比べ、「一般社員」49.1%と、約2割低く、実施されている施策の認識について、上層部と現場の乖離が見られた。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/s-news/20120307-OYT8T00376.htm