CTC、スマホなどのセキュリティー対策サービス拡充 - 朝日新聞

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、スマートフォン(多機能携帯電話)などのセキュリティー対策サービスを拡充する。サイバートラスト(東京都港区)と協業し、社内ネットワークへの不正アクセスを防ぐ仕組みを導入。端末情報の管理やウイルス対策といった既存のサービスと組み合わせて7月に提供する。企業がスマートフォンなどを安全に利用できる環境を一括提供することで、2014年に売上高50億円を目指す。

 CTCが運用するサーバから電子証明書を配布し、使用する端末ごとに証明書をインストールする。社内のネットワークにアクセスする際に証明書の有無を識別することで不正アクセスを防ぐ。安全に仮想私設網(VPN)に接続する仕組みやURLフィルタリング(閲覧規制)機能も同時に追加する。

 CTCは3月に、ネットワーク経由で端末情報を管理するクラウドコンピューティング型サービスを、米マカフィーのウイルス対策ソフトと合わせて提供を始めた。今回の機能拡充で、端末の紛失・盗難や不正な改造、ウイルス感染、不正アクセスなど、企業がスマートフォンなどを利用する際の主要なリスク要因を排除できるようになる。

 スマートフォンやタブレット端末(携帯型情報端末)を業務利用する企業は増加傾向にある一方で、導入に二の足を踏む企業も多い。パソコンほどセキュリティー対策が進んでいないことや、ウイルス攻撃の標的になるケースが増えていることが背景にある。同社は今後もサービスを拡充し、企業の多機能端末活用を支援していく。

朝日新聞
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