相次ぐPC乗っ取り事件、不正アクセス・掲示板書き込み規制するツールで対策を

 PC遠隔操作型ウイルスが混入されたファイルや Web サイトを閲覧したことに端を発した「PC 乗っ取り事件」が相次いで発生している。

 この状況を鑑み、セキュリティソリューションを提供するアルプス システム インテグレーション(ALSI)は、同ウイルスの感染被害を未然に防止するための有効な対策方法を提唱した。


 警察庁発表の「平成24年上半期のサイバー犯罪の検挙状況等について」によると、サイバー犯罪の検挙件数は前年同期比30%増の3,268件で、ネットワークを利用した犯罪は過去最高の件数に達している。コンピュータ・ウイルスに関する相談件数は、285件と82.7%増加している。


 最近では前述のように、不正なプログラムが組み込まれたサイトにアクセスすると、ウイルスに感染してしまう被害が拡大。これらのサイトは、無料でソフトウェアをダウンロードできるサイトや、スパムメールに記載された URL から誘引されてしまうケースもあり、ウイルス対策ソフトでも検知されない場合がある。


 また、同サイト経由で PC を遠隔で操作するウイルスに運悪く感染してしまうと PC が乗っ取られ、第三者のなりすましによって掲示板などに違法な書き込みをされてしまったり、機密情報の漏洩被害を受けることもある。


 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は、有効なウイルス感染対策として「1. ウイルス対策ソフトを導入する (パターンファイルを定期的に更新する)」「2. 見知らぬメールの添付ファイルは安易に開かない」「3. 不審なウェブサイトの閲覧を控える」「4. ブラウザ等のセキュリティ設定を高く設定する」「5. 迷惑メール(スパムメール)などに表示されているリンクはクリックしない」「6. ルータやパーソナルファイアウォールを利用する」「7. コンピュータ上の OS やアプリケーションを常に最新の状態にする」などを推奨している。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/s-news/20121015-OYT8T00197.htm