PC遠隔操作、身元隠しで使い捨てメール悪用か

 遠隔操作型ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯罪予告メールが送られるなどした事件で、PCを遠隔操作した人物が、1時間限定の使い捨てメールや、個人情報の登録が不要な米国のデータ保管サービスのサーバーを使っていたことがわかった。

 警察当局は、身元特定を困難にするために悪用したとみている。

 捜査関係者によると、大阪府警に逮捕されたアニメ演出家・北村真咲さん(43)(釈放)のPCは、ウイルスによって、国内のインターネット掲示板に自動的に接続し、メールの送信指令などを読み取っていた。遠隔操作した人物は、掲示板に送信指令を書き込み、北村さんのPCから、大阪市のホームページ(HP)に犯罪予告メールを送らせていたとみられる。

 使われた掲示版は、「2ちゃんねる」とは別の国内の掲示板。捜査当局が調べたところ、掲示板の開設申し込みは、使い捨てメールで行われていた。使い捨てメールは個人情報を登録せずに取得でき、一定時間が過ぎるとアドレスが使用不能となる。匿名での内部告発など自分のアドレスを知られたくない場合に使われるという。

Yahoo!ニュース
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