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「検出力」と「快適動作」を追求したウイルス対策ソフト

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健全サイトを「詐欺」、対策ソフトの誤検知多発

 コンピューターウイルスからパソコンを守る"必需品"のウイルス対策ソフトだが、健全なサイトを「危険」「詐欺」などと誤検知し、パソコンで閲覧できなくしてしまうケースが多発している。

 激増する新種ウイルスに対応するため、数年前から導入され始めた自動判定システムが主な原因で、対策ソフト会社は「未知の脅威に対抗するには誤検知も仕方ない」と主張する。だが、誤検知された側からは「ネット社会で信用を失ってしまう」との困惑の声が上がる。

 ◆長年人気でも◆

 「何度、苦情を申し立てても改善されない。もう疲れた」。さいたま市のシステムエンジニア矢吹拓也さん(33)は10月、10年以上続けてきた新作ソフトの無料提供を中止した。パソコンの処理能力を高めるソフトなどを開発しては公開していた矢吹さんのサイトは、毎月、数万件がダウンロードされるほど人気だった。

 ところが、今年5月から急に、「アクセスしようとすると『詐欺サイト』と警告された」との問い合わせが相次ぐように。いずれも同じウイルス対策ソフトの警告だったため、製造元に問い合わせたところ、誤検知と判明。「詐欺指定」を解除してもらったが、その後も誤検知は10回以上繰り返された。誤検知の原因は今も説明されていない。矢吹さんは「利用者の信用を失ってしまった」とため息をつく。

 ◆高齢者交流の場も◆

 神奈川県藤沢市の女性(77)らが運営する高齢者のための交流サイトも8月、「危険」認定されてしまった。趣味の会話やグループの活動報告が投稿されているだけだが、女性は「私たちを詐欺団体と思った人もいるかも」と不本意そうだ。

 今月11日には、スマートフォンの安全対策を啓発する「日本スマートフォンセキュリティ協会」のサイトまでもが「有害コンテンツの配布サイト」扱いに。協会は調査のためサイトを一時閉鎖した。

 2年前、宣伝用ソフトがウイルスと誤判定された静岡県のソフト開発業社アプリテックの創業者、対馬靖人さん(68)は「弁護士に交渉してもらったが、解消に1年以上かかり、顧客開拓に支障が出た」と憤る。

 ◆数年前から◆

 対策ソフト会社は件数を明らかにしていないが、誤検知は増加しているという。約1000本の無料ソフトなどを自社サイト「窓の杜」で公開しているインプレスウォッチ(東京)の中村友次郎編集長(35)によると、5年前は年に数件だった同サイトでの誤検知が、現在は年間50~60件に増えた。「まさに『冤罪(えんざい)』。しかも、その後も名誉回復のための措置さえとられない」と問題視し、「サイト管理者への通知や信頼回復の仕組みを考えるべきだ」と話す。

 背景には、各社が2006年頃から本格的に導入を始めたシステムがある。かつては、ウイルスや危険なサイトを確認の上、リスト化する「ブラックリスト方式」が主流だった。しかし、近年、年に数億種と言われるほど新種ウイルスが増え、リスト化が追いつかないため、ファイルの動き方などの「振る舞い」から危険を予測したり、ソフトの利用者数などの「評判」を数値化したりして安全性を自動的に判定する仕組みが取り入れられるようになった。

 ある対策ソフト会社は「未知の脅威に対処するには誤検知ゼロは難しい」とした上で、「誤検知例を全世界で集積してデータベース化し、検知の精度を高めている」と話している。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121221-OYT1T00817.htm?from=ylist