トレンドマイクロ、Androidアプリの脆弱性登録が急激に増加 ― 2012年第4四半期のJVN iPediaの登録状況

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは1月21日、同機構などが運営する脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」(ジェイブイエヌ アイ・ペディア)における、2012年第4四半期(10月~12月)の登録状況について発表しました。

2012年第4四半期における登録情報の内訳は、国内製品開発者から収集したものが4件(累計139件)、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」から収集したものが98件(累計2,412件)でした。また米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベース「NVD」から、収集・翻訳したものが7,154件(累計35,548件)あり、合計7,256件(累計38,099件)となりました。なお、2007年以降にNVDで公開された脆弱性対策情報の全件の登録が完了したとのことです。

登録の傾向については、スマートフォン市場におけるAndroidのシェア拡大に伴い、Androidアプリケーションの脆弱性の登録件数が急激に増加しているとのこと。Androidに関するソフトウェアの登録件数は、2011年末までで18件でしたが、2012年末の時点で102件の脆弱性が登録されています。なお、Androidアプリの脆弱性情報のうち、ブラウザやメールなどの「通信アプリ」と、コミュニケーションを目的とした「ソーシャルネットワーキングアプリ」に関するものが、合わせて5割を占めていました。これらのアプリは基本的に個人情報を扱うため、IPAではアプリの積極的なアップデートや脆弱性対策の実施を強く要望しています。

また、工場の生産設備などで使用されるコントローラや監視モニタといった「産業用制御システム(ICS:Industrial Control Systems)」においても、脆弱性対策情報が2011年以降急激に増加しているとのことです。2011年の登録件数は88件で、2010年と比較して約4倍に増加しており、2012年も増加の傾向にありました。

【ニュースソース】トレンドマイクロ
http://is702.jp/news/1278/