ネット選挙に便乗した不審な動き、なりすましなどに注意呼びかけ ― トレンドマイクロ

トレンドマイクロは7月5日、同社ブログで、「ネット選挙解禁の参院選スタート:早くもネット上の選挙活動を狙った不審な動きを確認 」と題する記事を公開しました。

7月4日に公示された参議院議員選挙は、インターネット上での選挙活動を認めた初の国政選挙となります。同社によると、早くもインターネット上の選挙活動を巡って不審な活動が確認されたとのことです。

まず1つめは、ソーシャルメディア上の「なりすまし」で、同社が与党自民党の総裁「安倍晋三」のキーワードでTwitterアカウントの検索を行ったところ、16のアカウントが確認されたとしています。そのなかには、安倍総裁本人の顔写真を使い、本人と混同させる意図を感じさせるアカウントも多数含まれていました。なお、Twitterでは、なりすましアカウント対策として、認証済みアカウント(本人アカウント)には青色のマークを付けています。ちなみに、アカウントのなりすましは公選法に抵触するため、2年以下の禁固または30万円以下の罰金、さらに選挙権・被選挙権の停止が科せられる場合があります。

もう1つは、「選挙関連のアンケートを装った不審なメール」で、支持政党などをアンケートするメールが出回っているとのことです。メールには、アンケート専用サイトへのリンクが記述されており、そこで回答するとともに、名前、メールアドレス、住所などを登録すると、現金10万円などが当選するという仕組みとなっています。

しかしトレンドマイクロが確認したところ、このアンケートサイトがホストされているサーバは、悪質なスパム業者が運営している不正サーバだったとのこと。同社では、このアンケート自体が情報詐取目的の攻撃と考察しています。現時点で情報詐取後の最終的な攻撃目的は断定できませんが、トレンドマイクロではこの不正サーバの活動監視を強めていくとしています。

【ニュースソース】トレンドマイクロ
http://is702.jp/news/1389/partner/12_t/