ウイルス解析、過去最多=標的型メールや不正送金―「巧妙化進んだ」・警察庁

 警察が解析したコンピューターの不正プログラム(ウイルス)が1~6月に385件あり、昨年上半期の3.1倍に増えたことが25日、警察庁のまとめで分かった。年間ベースでも2011年の300件と12年の242件を既に上回り、最多となっている。

 機密情報の窃取を狙った「標的型メール」に添付されていたウイルスが昨年同期から倍増して約210件となったほか、インターネットバンキングの不正送金事件で使われたウイルスも0件から約80件に急増した。

 同庁は「事件そのものが増えた上、民間との連携が機能し始めたことや、遠隔操作ウイルスによる誤認逮捕事件の後、感染を確認する警察が増えた影響」とみている。

 一方、最近のウイルスは巧妙化や複雑化が進んでいる。特に、閲覧しただけで感染するプログラムが仕込まれたサイトが少なくとも数千あり、利用者とサイト管理者の両方が気付かない可能性が高いという。同庁は、ウイルス対策を常に最新の状態にすることなどを勧めている。

【ニュースソース】Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-00000035-jij-soci