Dr.WEB、iOSユーザーのプライバシーを脅かすスパイウェアに関するレビュー

Doctor Webは、最も安全なモバイルプラットフォームであるとされているiOS上で動作する危険なスパイウェアアプリケーションについての総括を発表します。他のOSに対するスパイウェア同様、これらのプログラムはSMSメッセージ、通話ログ、GPS位置情報、アドレス帳、写真などの多岐に渡る個人情報を犯罪者に送信します。" 脱獄(jailbreak)"されているデバイス(ファイルシステムへのアクセスが可能なデバイス)上でしか動作することが出来ないという特性にも関わらず、個人情報に対するこれらの脅威は非常に深刻なものとなっています。

iOS搭載モバイルデバイスのユーザーは、これまでマルウェアやサイバー攻撃から守られているという事実に安住してきました。しかし、そのような堅固なセキュリティが存在するのはOSがユーザーによって改変されていない場合に限り、" 脱獄(jailbreak)"されているデバイスでは商用スパイウェアによって個人情報が流出する可能性があります。さらに、多くのユーザーはこの脅威に気が付いてすらいません。

犯罪者がこのようなスパイウェアアプリケーションをインストールするのに要する時間はほんの僅かで、デバイスを手にし、Cydia(脱獄の際に自動的にインストールされるアプリケーション)を使用してインターネットからスパイウェアをダウンロードしたのち設定を行うだけです。これらのアプリケーションはユーザーの使用感に影響を与えず、収集した情報を全て秘密裏にリモートサーバーへ送信します。そのような情報に関心のある人物は登録したアカウントを使用してサーバーへアクセスし、必要な情報を入手することが可能になります。以下のスクリーンショットで、スパイウェアがどのようにインストールされるかを見ることが出来ます。

【ニュースソース】Dr.WEB
http://news.drweb.co.jp/show/?i=665&lng=ja&c=2