Windows 8.1に乗じて偽販売サイト増加、最近は一見不審じゃない偽サイトも

BBソフトサービス株式会社は、セキュリティソフト「Internet SagiWall」が検出した詐欺サイトについて、10月度のレポートを発表した。

 10月における詐欺サイトの検知数は76万2005件(前月比14.1%増)。内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが88.5%(同9.7ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが1.4%(同0.6ポイント増)、マルウェア感染サイト0.1%(同0.2ポイント減)、ボーガスウェア配布サイトが12.2%(同12.0ポイント増)、脆弱性悪用サイトが0.6%(同0.1ポイント増)。ボーガスウェア配布サイトの検知が大幅に増加している。

 ボーガスウェアとは、「ウイルスが見つかりました」といったメッセージを表示して、役に立たない偽セキュリティソフトをインストールさせ、購入を迫る手口。アンインストールしようとしても削除できず、請求画面が出続けるほか、スパイウェアに感染させて情報漏えいを引き起こすようなものも確認されているという。

 BBソフトサービスによると、「ad.yieldmanager.com」というトラッキングCookieのプログラムが詐欺サイトの広告を表示させていた。トラッキングCookie自体は有害なものではないが、表示される広告のランディングページが偽ソフトのダウンロードサイトとなっていた例が、9月から10月にかけて多く見られたという。ただし、現在は終息したとしている。

 10月はWindows 8.1がリリースされたこともあり、Windows製品の偽販売サイトや海賊版販売サイトの検知も増加。Windows 8を格安で購入し、無料アップグレードできると表示していたという。

 BBソフトサービスでは、偽販売サイトの特徴として「新製品など大きな関心を集める商材を絡め、いかにもありそうな偽販売サイトを立ち上げる手口が多く見られる」として、それを見抜くポイントとして、「ページ上の日本語の使い方がおかしい」「商品の発送元が中国やアジアになっている」「実在しない日本の住所を使っている、あるいは実在する住所だが会社が存在しない」「銀行口座の名義が外国人名(中国系が多い)」という点を挙げている。

 ただし、「最近は、一見不審な点が見つからない精巧な作りの偽サイトも出現している」として注意を呼び掛けている。

【ニュースソース】InternetWatch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131112_623202.html