【Dr.WEB】Androidを狙ったSMSボットが急増

Doctor Webでは、Dr.Web for Androidによってモバイルデバイス上で検出された脅威について監視と分析を続けています。これまで長い間、様々なトロイの木馬を含むその他の脅威を遥かに引き離す形で、広告モジュールの組み込まれたアプリケーションがモバイルデバイス上で最も多く検出される脅威としての座を占めていました。しかし、ここ最近の統計により、Android.SMSBotプログラムの拡散が急激に増加していることが明らかになりました。その検出数は5月末から227%増加し、6月の合計は67万件を超えています。

Dr.Web for Androidによって収集されたデータによると、5月には23万5,516件のAndroid. SmsBot.120.originが検出され、最も多く検出された脅威として躍り出ています。このマルウェアは6月を通して検出数を伸ばし続け、同月末には5月に比べて227%増加した67万422件が記録されています。その結果、6月に最も多く検出された脅威もまた、全体の11%を占める形でAndroid. SmsBot.120.originとなっています。

このトロイの木馬は、犯罪者からコマンドを受け取り、悪意のある様々な動作を実行する典型的なマルウェアの1つです。中でも特に、Android. SmsBot.120.originはSMSを送信・傍受・削除、ブラウザ内に特定のwebページを表示、デバイスの位置情報を取得、特定のアプリケーションを削除することができます。

多くの場合、このトロイの木馬はアダルト動画を装って拡散されていますが、音声ファイルなどの正規アプリケーションとして拡散される場合もあり、疑わしいコンテンツをダウンロードする際には十分な注意が必要です。Dr.Web for Androidの動作しているデバイスは、この脅威から保護されています。

Doctor Webでは今後もAndroid. SmsBot.120.originの監視を続けていきます。

【ニュースソース】Dr.WEB
http://news.drweb.co.jp/show/?i=751&lng=ja&c=2